ユタ。

2010年05月23日

しかし蒸し暑い沖縄
クソ暑いところで昼寝をしてたら、なにやら声が聞こえたびっくり
目を開けると、かあちゃん(義母)だったおすまし
いつもだったら、私達が昼寝をしているとすぐに帰るのになんだか今日は私の足元に
腰を下ろした。

ニコニコ笑いながらゆっくりとユンタクを始める。なにかしゃべりたいことがあるみたいだった。
色んな話をしてて私も横になりながら聞いていたけど、あまりにも腹が立って起き上がった。

内容は色々だが、母親とはどうあるべきか、自分はどうありたいかなどの話をした。
かあちゃんは、話をしてすっきりした顔で帰った。
でも私はなんか心がモヤモヤして、首を突っ込まない方がいいのに首を突っ込みたくなる。

沖縄にはユタ(霊能力者)病院にいっても駄目ならユタに行けと言うぐらい沖縄にはかかせない
ものである。
もちろんユタ嫌いもいる。
うちのかあちゃん(義母)もそうだった。

でもその考えかたが一変した。

去年オバーが亡くなり49日も過ぎた頃かあちゃんの具合が見る見るうちに悪くなった。
ドンドンやせ細っていき、畑も出れなくなり、食事も離乳食見たいのしか食べれなくなり
家にいると泣きたくなるぐらい悲しくて寂しいと言い、毎日、毎日、夜になるとうちの
家に遊びに来た。

このままじゃまずいなっ!と思い病院に連れて行った。
大腸検査、胃カメラ、CT、血液検査色々な検査をしたけど結果は、何もなく・・・・
それでも具合が悪いと訴えるかあちゃんに

かあちゃん、こんだけ調べて何もないんだよ。体じゃないよ。そろそろユタのところに行ってみようか・・・。

の問いかけに、素直にうなずいたかあちゃんだった。
さて、ユタに行こうと言ってみたものの、きちんとしたユタには見てもらったこともなく
私の1番仲の良い友達に相談した。

この人なら私も信用しているユタで、すごくいい人だよ・・・・。

私の友達は13年前に旦那さんを亡くしている。
沖縄では人が亡くなると、ナンカと言うのがあって、初七日、2七日、3七日、4七日、5七日6七日
そして49日を迎える。
そのなんかの奇数にあたる時は坊さんやらユタにお願いして拝んでもらう。

その私の友人はナンカの時にユタに来てもらい、亡くなった人が言い残した事などを
聞いてくれたりもする。

その時だ!!!
ユタが・・・・
仏壇から(亡くなった旦那さん)この中に誰か婦人科系の病気を持っている人がいる。早く明日にで病院に行って来て!って、言っているけど誰かおかしい人はいるか~。

そうすると、後ろに座っていたお姑さんが・・・
実はずっと胸が痛い。触ってみたらしこりもあって・・・・

みんな唖然としたらしい。
翌日すぐ病院に行き、結果かなり進行している乳癌が発覚。
とんとん拍子で手術までこぎつけて、どうにかギリギリ助かった。

でも、その助言がなかったらきっと今はこの世にいなかっただろうってみんなで話しているんだって。

そんな不思議な話もいっぱいあって、そのユタを紹介してもらいかあちゃんをそのユタのところまで
連れて行った。
連れて行く途中でも肩がずっと張ってて、重くて頭までおかしくなりそう。
最近では、足まで痛くて腕もおかしい・・・。私はこのまま死ぬのかなとつぶやく義母。

ユタの家に着いた。
部屋に入り、神棚には沢山のお花や線香などがあり、空気が澄んでいてすごく落ち着く感じだった。
不思議と心地良かった。
この気持ちはかあちゃんも一緒だった。

私、かあちゃん、ユタと3人で席つき話が始まった・・・・・・


ちょっと長いのでこの辺で一度はEND!
ちょっと雨が降らないうちに洗濯物乾してきま~す!ニコニコバイバイ





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Posted by ビータン at 16:58│Comments(0)恐い話
 
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