伝えたいこと。

2011年08月31日

あ前世、来世って本当にあるのかな?って思う時がある。

神様って本当にいるのか?!

8月24日中学3年生の男の子が自ら命を絶った。

野球部のキャプテンをやり、学年でもトップの成績を収め
幼稚園から中3までの間は皆勤賞と申し分のない子だった。

なぜそんな子が、自分の誕生日の日を選んで去ってしまったのか・・・・。

次男タツボーが今その中学に通っている。
毎日の送り迎えの中で、なんとなく、活気が失われたような気がした。

長男ゆうぴょんも亡くなった子と去年、陸上で一緒だった。
本当にいい奴で、楽しいやつだったよ。

色んなうわさが飛び交う。
受験勉強の苦・・・・そんなわけはない。
この子なら推薦は満場一致でもらえただろう。

親が厳しい過ぎて・・・・それも違う。いや、そうかもしれないが、けじめのあるご両親と私は感じた。
この家族を知る人に聞いても、みんながうらやましがるような家族だったと。


ご両親が告別式に1枚の手紙を配った。

「中体連が終わってからこの子の様子がおかしかった。ただ反抗期だと思っていました。」
そう書かれてた。

親が少しきつい言葉を言っても口論にはならず、自分の部屋へ入って行く。
それもサインだった。

いくつかのサインは出てたんだ。

前に聞いた事がある。
自ら命を絶つ人ってね、前世でもそうだったんだよ。
そして、また現世で生まれて、今度こそは人生をまっとうに生きて終わるつもり
なんだけど、また強制終了をしてしまう。


本当にそうだとしたら、またこの子には来世があるわけでしょ?
だからね、告別式に行き、お焼香するときに

「来世で生まれてきたら、今度は人生まっとうするんだよ。お父さんとお母さんの悲しむ姿を見て
あなたも、うんと悲しんで反省をし、後悔もしてそして、次こそは人生をまっとうしてほしい。」

そう想いながら、手を合わせた。

私はここの家族をよくは知らないが、いろんな人に聞いて、亡くなった子もそのご両親もすごく
いい方だと思った。
何が足りなかったと言えば、お互いを思えばこそぶつかりあい、泣きながら自分の気持ちを伝え
理解をしてもらい・・・・・

それがなかったのかな。
亡くなった子もご両親の事尊敬もしてたと思う。
ご両親も深い愛でこの子を愛してたと思う。

だからこそ悔しい。
勇気を出して、自分の思いを伝えていれば、ぶつかり合いながらもわかりあえたんじゃないかって。


なんかね、人ごとに思えなくて、最近はそればかり考えている。
他人の私がそうなんだから、ご両親の悲しみは計り知れないものだろう。
それを考えると、心が痛む。


告別式の喪主のあいさつの時、1000人以上いる前で、お父さんが土下座して、みんなに謝ってた。
そして、亡くなった子の名前を叫び、気づいてやれなくてごめん・・・・と
泣きながら言ってた。


亡くなったI君見ていますか?
あなたはここにきているみんなから愛されていたことを知っていたらこんなことはしなかった
だろうな。

お父さんお母さんの深い悲しみが想像できたらこんな事にはならなかったはずなのに・・・・

だからね、子供と向き合って、話あってください。
反抗期だからと言って、ほっとかないでください。
Iみたいな子を出さないでください。

これが私たちが願うことです。

Iを心から愛してるお父さんとお母さんより

そう書かれて最後は締めくくられていた。

本当愛を感じました。
そして深い悲しみにいるご両親を陰ながら応援したいと思います。




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Posted by ビータン at 09:47│Comments(0)今日の気持ち
 
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