うちな～Life

この続きはまた後で・・・・なんて書いておいて・・・年が明けてしまった。

新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
去年は色々あった年だった。きっと今年も色々あるのだろう。
何もない年なんてつまらない
色々あって、色々考えて、色々乗り越えて、そして真っ直ぐな素直な心で乗り越えれば
必ず心身ともに成長はあるんだろうな～。

父の告別式を終え、沖縄に戻った。
悲しんでいる場合じゃない。
次から次へとやらなくては、いけない事が山積みだった。
だって、私達は生きていかなくちゃいけないわけだから、働かなくちゃいけない。
帰って来てから大量のキャベツを植え、かなり遅れて、キュウリを植え、最後のインゲンの
種を植えた。

台風が来て、収入源がなくなった
急いで植えても、収穫できるのは２ヶ月から３ヵ月かかる。
また無収入の時期を迎えた。

昔はさ～、無収入の時期を迎えたとき、恐くて恐くて、夜も眠れずPC前に正座して、朝まで考え事をした事もあった
ゴーヤーのユダあげをしながら
不安のあまり泣きながら作業をした時もあったな～
でも、そんな経験を経て、精神力が強くなった。
この経験がなかったら精神力の強化はなかったと思えば、逆境ほど成長するものはないな～
と感じる。
子供達にもいつも言うんだ！逆境に立った時に凹むんじゃなくて、この環境をどう乗り越えるか
逃げずに考え乗り越えたら、きっと・・・・必ず心の成長は遂げるはずよ

ずっと、ずっと、子供達に言い続けてきた。
今でも何かあるたびにその言葉は言う。

あっ、また話が横にずれた・・・・

沖縄に引っ越す時、親の死に目には会えないかもしれないな・・・・うすうすそう感じていた。
沖縄に来た当初は、何があっても親に何かあった時は必ず帰るって、頑張っていたけど、沖縄に来て１２年、私の生活の中心が家族（子供達）に
なっていた。

私の父が病気になってから７年。

亡くなって凍りついた父のおでこに手をあてて、

やっと楽になったね～お父さん。良かったね～。今までいっぱいありがとう！
生きている時には言えなかった言葉。病気になってから人格が変わった父と私の間には会話が
あまりなかった。
久しぶりに川崎に帰った時も

おっ！ビータンか、元気だったか？
うん！元気だよ！お父さん、足痛い？
その言葉以降会話が続かない。
元気？って聞きたかったけど、元気なわけがない！だって、具合が悪くて入院しているんだもの。

たぶん、生きる気力がなかったんだろうな。

私の父は、あまり感情を表に出さない人だった。
その話を父の妹のｃ叔母さんに話した。

そうなんだ～感情を出さなかったんじゃなくてね、きっと、あの時以上に悲しい事や不安や寂しさを味会わなかったんだと思うよ。だってね、私がそうだったから。

うちの父は５人兄弟。この兄弟の結束は固い。
何故なら親を早く亡くして、兄弟で頑張って生きて来た人だから。

ｃ叔母さんが末っ子。生まれてすぐにお父さんを癌でなくし、４年生で母親が亡くなったらしい。
母親が亡くなった時、どうやって生活をすればいいのか、どこに住めばいいのか、もう２度と母親に会えないと言う究極の寂しさは、計り知れないもものだったらしい。

だから、それ以上の寂しさ、虚しさ、不安はその時以来なかったと言っていた。
何があっても動じない、感情が表に出ないのは私もそうだけど、兄もそうだったんじゃないかな？！
多分そうだと思うよ。
と、叔母が言っていた。



そっか～・・・・もっと早く聞きたかったな。
そしたら、もっと父を理解できたのに・・・・。
父の気難しいところも、感情を表に出さないところも・・・悲観的にならず受け入れる事が
できた気がする。

色々考える事はある。泣くことはないが沢山の考え事があって、ぼーっとする事が多い。

でもね、私の父がまだ少しだけ元気だった頃言っていたの。
自分が最後に釣りに行ったのは沖縄の海で伸ちゃん（トム）と一緒にやったのが最後だった。

私の父はね、私の旦那様のトムが大好きだったの！
気難しくて、あまり人を受け入れない人だったけど、トムだけはちがかった。
トムの純粋な心を私の父は見抜いてたんだろうな～って思う。