うちな～Life

オバーが亡くなって４９日も過ぎ、いつもの生活を取り戻した比嘉家・・・・・。
でもね、なんか変なんだよね。
私も今のこの状況はやじゃないけど、活気？違うな～圧力？これも違う
何かが変わった。うまく言えないけど、一世代終わった？どうやったらうまく言えるんだろか？

我家の義母は結構口はすごく強い
でも、嫌味とかじゃなくストレートに言ってるだけで、ちょっと私と似たところがある。
でもさ、自分が弱ってる時に、あまりオブラートに包まないで、超特急なものの言い方をされると
ムッとするときも結構あった。
それがどうこうじゃないんだけど、その強い義母がすごく歳をとった感じがして・・・・・。

おばーが死んだら、自由にするんだ
おばーが死んでも自分は泣かない

そんな事ばかり言っていたけど、この前朝から義母のところにお茶を飲みに行った。
たわいもない話をしていると、泣く話でもないのに、目をウルウルしてた。

義母が言うには、
孫がいて、明日学校だから早めに帰るって言うから団地まで送ったんだけどその後、義父と二人でね、ものすごく寂しくて、どうしようもないくらい寂しくて・・・。
と、言って泣いてた。
今までは夫婦二人になれたらどれだけ気楽か・・・・って言っててようやく自由になれたのに・・・・・。
今は寂しくてしかたがないと言ってた。

私達も野菜を詰める小屋を作らなくちゃなっ！いつまでも親と一緒じゃ駄目だよね。
って義母の前でポロッって言うと・・・・・。
なんで！作らなくてもいいよ！あんた達がいなくなったら寂しいでしょ。ずっとここでいい。

こんなこと言う義母は初めてだった。
うちの子達が考えられないいたずらをしても怒らなくなった。
私は、棒でもいいから殴っていいんだよ！お母さん。
って、言うとニコって笑うだけ。

何かあるたび、ビータンこれはどうしよう！と聞きに来る義母。
オバーが亡くなって、後期高齢者医療を止めたり、告別式の費用請求をしにいったり、年金やその他色々
の手続きがあって、私一人でも出来るんだけど、あえて義母も一緒に連れて行った。
車の中でゆんたくして・・・

ビータンたちが目の前に住んでてくれてよかった。
その言葉は私にとって、すごく宝になる。

今思いついたわけじゃないけど、ずーーーっとずーーーっと前から思ってはいたけど、
義母と義父の面倒は私が見ようと思っている。
長男嫁じゃないけど、是非私に見させてください。そんな気持ちが最近余計に強くなっている。
長い、長い人生を姑と一緒に生きてきて自由になりたいと思ってたのに、自由を手にした時は
少し歳をとりすぎたのか、無気力になった義母。

あんまり口が強いのは勘弁だけど、少しぐらいはいいよ！お母さんって言ってみようか？！

義母夫婦をみて思う、自分達の将来を見ている気がしてしかたがない。
やっぱりね、どんなに大変でも１００年に１度の不況でもやっぱり今が１番幸せ。
だって、自分を必要としてくれる家族がいるんだもん。
これ以上の幸せは私にはないと思う。

こんなに長い文章を書いて、我家のオクラはすくすくと大きくなっているだろう！
早く畑に行かなくちゃ